カズヤくんに会いたいから痩せたい

徳川カズヤくんのために痩せたい女の日記です。

かつての推し、アイシールド21・筧駿と新テニスの王子様・徳川カズヤの共通点【追記あり】

 

先日フォロワーと通話しながらテニスの王子様を読み返していると、コミックスの隙間からハラリとチラシが落ちてきた。ジャンプコミックスをお読みの皆さんにはおなじみの「ジャンパラ」だった。

ジャンパラ!とは、ジャンプ漫画の情報を纏めたミニリーフレットのことだ。その月次の新刊情報や、ジャンプ映画の割引券、ドラマCDの発注書などが一纏めにされている。四つ折りのカラー印刷で両面刷りとなっている。前職でイベント用のリーフレットなどの発注もしていたために、両面カラー刷りを見るたびに「お金がかかっているなあ」といった感想を抱く。

ちょうど29巻(ちょうどとは?)で全国大会比嘉戦のあたりだったのだが、コミックスの第一刷であるこの巻は2005年発行だった。2005年って何年だよ。というツイッタラーにありがちな感想が頭に浮かんだが*1リーフレットを開くと更に驚いた。

アイシールド21、まだ14巻かよ。

私もフォロワーもアイシールド21のオタクをしていたので、思わず「まだ14巻なんだけど……アイシールド……」と漏らすと向こうも時の流れを痛感したのか軽い悲鳴が上がった。ちなみにこのブログを書き起こすにあたりジャンパラ!を見返したら家庭教師ヒットマンREBORN!D.Gray-manもまだ5巻だった。気絶しそうだ。

懐かしさのあまりかつての推しに思いを馳せてしまった私は、フォロワーに「14巻って巨深ポセイドン戦じゃん! 私の推し、筧駿だったんだよね」となんの気なしに報告した。

筧駿くんのLINEスタンプ 顔が良すぎる おまえの顔が完璧だ

顔が良すぎるあまり(?)このラインナップで何故か憧れの大和猛よりもスタンプの数が多い

するとフォロワーは急に笑い出した。何事だ? と思っていると、彼女からとてつもねえ爆弾が投げつけられた。

「筧駿って徳川カズヤくんのジェネリックじゃん!」

今思い返せば、後発なのはむしろ徳川カズヤの方なのだが、それを指摘するよりも先に余りにも共通点が思い当たり、呼吸が困難になるほどに笑い倒した。鉄筋コンクリート造でこの時期から既にクソほど寒い我が家の室温が急に5℃ほど上昇したのかと身体が勘違いするほどに恥ずかしかった。意味もなく立ち上がって部屋をうろついたせいである。

だってあれほどの大暴れの後にようやっと徳川カズヤくんを推しと認めたあとだというのに、根本的な性癖がなにも変わっておらず、むしろ推してないことがおかしいレベルで性格も境遇も一致しているのだ。予感なんてもんじゃねー、確信してやがったって訳かよ。こんな形で伏線を回収するな。

zettaiyasero.hatenablog.jp

大暴れの様子は上記記事を参照されたし。

 

そう言われてふたりのプロフィールを交互に見ると、面白いほどに共通点が見つかったのでこの感動をワールドワイドウェブの皆々様にも共有したいと思った次第である。

基本プロフィール

🏈筧駿

巨深高校1年。巨深ポセイドン所属のラインバッカー(LB)。ディフェンスの司令塔として頭脳戦を行い、敵オフェンスが繰り出すプレイの全てに関わるポジション。多くのチームではチームキャプテンになることがある。

日本代表スタメン
身長191cm、体重82kg、BMI 22.4。6月6日生まれ。A型。

 

🎾徳川カズヤ

高校2年生。オールラウンダーストローク、ネットプレイの両方を駆使してゲームを組み立てるプレーヤー。(本誌ネタバレなのでここから反転)(U-17W杯決勝 スペイン戦シングルス1内定)(ネタバレ終わり)

U-17日本代表

身長189cm、体重79kg→71kg、BMI 22.1→19.8。7月27日生まれ。AB型。

 

日本代表高身長夏生まれという共通項が。

体重及びBMIに関しては徳川カズヤの初期設定の体重であればニアミス

ポジションとプレイスタイルに関しても、スポーツの種類がそもそも違うので単純に比較はできないが、チームの要として活躍していることが伺える。

 

身体能力

🏈筧駿

40ヤード(36.58m)走 4.9秒 50m換算で6.6秒(高1運動部平均7.32秒*2/日本記録は5.75秒で陸上の朝原宣治選手によるもの*3

ベンチプレス 85kg

高さ4 パワー2 スピード4 テクニック5

🎾徳川カズヤ

指立て逆立ちができる(特技)

握力推定 90kg*4

スタミナ4.5 メンタル4.5 パワー4.5 スピード4.5 テクニック4.5

コーチの指摘として筋力がやや不足気味である記述も。

 

ベンチプレスと指立て逆立ちは使う筋肉の部位が違う*5ので、これまた単純な比較はできないが、逆立ちでの指立ての場合、自重をすべて指先で受け止める形となるため、徳川カズヤはベンチプレスにおいても自身の体重分=71~79kgくらいであれば持ち上げられる可能性がある*6

また、両選手共にパワー面での指摘が目立つ

筧駿はベンチプレス85kg/BMI 22.4であるが、敵のオフェンスの要であるオフェンスラインの屈強な選手らにヒットし、ボールを保持した選手相手にタックルを決めなければならないポジションである。あるXリーグ*7のチームに所属するLBの平均身長、体重、BMIを調べると以下の通りだった。

平均身長 178.1cm 平均体重 89.8kg 平均BMI 28.3(LB選手11名の平均/うち1名は外国人選手)

筧駿が高校1年生であることを差し引いても、現在の身長に対しこのBMIは恐らくLB選手として最低ラインであることが伺える。上位互換とも言える王城ホワイトナイツの進清十郎はベンチプレス140kgを持ち上げ40ヤードを4.2秒で走るLBである。スピード、パワーともに下回る筧駿はこれらを両立しながら伸ばしていく必要がある。

一方の徳川カズヤも、これといって粗のない選手ではあるが、それゆえに上位互換の選手らとの対戦には苦戦を強いられる傾向が強い*8

現にプレW杯のエキシビジョンマッチドイツ戦で、徳川カズヤはドイツ代表主将のボルクが放った「渦巻きの洗礼(ヴィルベルのタオフェ)」を受けた際、ブラックホールで打球を止めていたにも拘わらずその超回転に負け、ラケットを吹き飛ばされている

縦回転に弱い手首の構造を利用したボルクの技ではあるが、その他にもラケットを飛ばされて返球がままならないシーンなどがいくつか見受けられたため、握力UPのトレーニングは急を要するだろう

 

経歴

🏈筧駿

小学生時代から高身長を誇り、圧倒的な強さで天狗になる。そのためか自尊心が強く、コーチらに対しても失礼な態度を取ることが多かった。

アメリカ・フェニックス中学へアメフト留学をするも、本場のプレイについていけずに挫折。この挫折を人種の壁だと思いこんでいたが、対外試合で対戦した日本人選手「アイシールド21(大和猛)」の活躍を目にし、己の努力不足であることを痛感。一念発起で努力を積み重ね、フェニックス中学のエースへと昇り詰める。

「日本人だとか関係ねぇじゃねえか 全部自分のせいじゃねえか…! せっかく長身って武器を持って生まれたのに 何も始めちゃいなかった なんにも分かっちゃいなかった コーチあんたが正しかった ザコは俺だった…」

(13巻 幻のアメリカンフットボーラー より)

日本に帰国後は憧れの「アイシールド21」の名を騙る「泥門のアイシールド21」に強い憤りを覚えるほどに正義感の強い生真面目な性格。弱小チームであった巨深ポセイドンを強豪チームへと導くコーチ役も兼任しているようだ。

「勝つためなら恥くらいいくらでもかいてやるよ。「勝てたらいいな」じゃねえんだ。絶対に勝ち上がってやる!」

(14巻 進化の天才 より)

主人公である小早川瀬那については、試合後に瀬那のためにアドバイスをするなど良好な関係となる。

過去荒れていた時期に恐らくアメリカ人の彼女がいたが、その後自然消滅。現在はアメフトに集中している。

 

🎾徳川カズヤ

5歳から海外の名門テニススクールで活躍。U-17合宿に招集されるまで基本的な拠点は海外と思われる。本場でもかなりの好成績を残し、連戦連勝状態だったためか、16歳で初招集されたU-17日本代表合宿に関しては「日本Jr.のテニスレベルは低い」と断定し、かなり舐めた態度で参加していたが、天狗になった状態平等院鳳凰と対戦し、完膚なきまでに叩きのめされる。あと一歩で選手生命を絶たれる寸前で、同合宿に参加していた鬼十次郎入江奏多の両名によって一命を取り止める。

「お前は死んでも倒したい奴はいるかい?(中略)正直日本Jr.のレベルはその当時 世界との開きは歴然 当然俺もこの合宿をナメていた――あの男に自尊心を打ち砕かれるまでは!!」

(7巻 再会 より)

将来有望な男である徳川カズヤの選手生命をここで潰えさせるわけにはいかないと、鬼の裁量で本試合は取り上げとなった。この二名によって「負けたからこそ得られるものがあるはずだ」と奮い立たされると、自らの過信を省み、更に強くなることを決意する。両名が徳川カズヤのために手放したものは、海外遠征の辞退やそれに伴う実質的な2軍降格など数知れず、その事実を知った徳川カズヤは彼らに「日本代表のトップになる」と約束する。それが自分の恩返しだとでも言うかのように。

その後崖の上の負け組送りとなった徳川カズヤは二人との約束である打倒・平等院鳳凰愚直なまでに燃え、2軍トップの実力者となり再び平等院に牙を剥く。

「俺はこの一戦に命を賭ける」

(12巻 阿修羅の神道へ)

主人公である越前リョーマとは、中学生らが参加した最初期に対戦済み。結果は明記されていないが、恐らくリョーマを破ったと推測される。好戦的だったリョーマもその実力を認め、良好な関係を築く。口数は少ないが後輩らは気にかけているようで、リョーマを練習に誘う場面なども見られる。

リョーマとのラリー中、突如現れた平等院鳳凰リョーマ目掛けて「デストラクション*9」を放つも、それをかばうようにして腹に打球を受ける。

翌日の平等院との再戦では平等院をマッチポイントまで追い込んだものの、デストラクションが原因で吐血し、試合の続行がほぼ不可能な状態の中コートに立ち続けた。

「将来有望な男を…放っては置けなかった あなた達が俺にしてくれた様に…」

(13巻 未来の僕らへ より)

 

余りにも共通点が多すぎてビビる。

★留学経験がある。

★天狗になっているところで挫折を味わうも、一念発起し努力を積み上げ実力者となる。

★天狗になっていた頃は割と不遜。そのせいか今も時折口が悪い。

★生真面目で愚直な性格。

★指導に長けている(指導をしようという気持ちがある)。

★対戦相手の実力を認め良好な関係性を築ける。

 

簡単に纏めると上記の6点が特に顕著であると感じた。

 

ルックス

🏈筧駿

黒に近い暗めの青髪を左側に流したスタイル。分け目は右目の真ん中あたり。顎のラインはシュッとしている。瞳の色は青系。劇中での扱いは正統派イケメンクールキャラで、他のイケメンキャラはギャグ方面に走るところもしばしば見受けられたが、筧駿に関しては一度もキャラクターを崩さなかった。

色紙の右側が筧駿。

カラーはこちら。1枚目及び3枚目の左下。

 

🎾徳川カズヤ

黒に近い暗めの青髪を左側に流したスタイル。分け目は右目の真ん中あたり。顎のラインはシュッとしている。瞳の色は茶系。お頭すらも盛り上がるアロハ姿でもクールな顔面*10を崩さない。

左上の左から2番目。

 

ぶっちゃけるともう最初の3文はコピペである。

目の色まで奇跡的に重なったらどうしようかと思ったが、基本的にテニスの王子様のキャラクターは(あんなにもとんでもねえ技ばかり炸裂させている癖に)日本人の瞳の色に準拠した茶系の色味が多い。

※追記

グッズの徳川カズヤくんの目の色グレー寄りの青なんですけど!!!!!!!!!!!!(発狂)

原作絵ばっかり見てたから気が付かなかったけどアニメでも普通に徳川カズヤくんの目は青色でしたはい死亡~~~~~(オタク特有の軽率な死)

総括

えっ、ここまで来るともう怖いんだが……。歴代の推しでここまでキャラが被っている奴はいなかった、はずだ。そりゃあ私は「苦しみの渦中にいる男」だったり「過去の後ろ暗さから幸せになることに怯えている男」とかが大好きだが、それはもう概念に近いものなので、流石に中身からルックスまでほぼ全て被った男にはならなかった。

 

ここまで来るともう筧駿くんの身に起こったことが徳川カズヤくんの身にも起こりそうで気が気じゃなくなる。筧駿くんは世界大会の後、再度渡米し自身の限界にチャレンジしているのだが、恐らく徳川カズヤくんも義で世界を獲り鬼・入江に恩返しを済ませたらきっと海外を拠点にテニスに励むのだろう

それに関してはもう良い。カズヤくんはたぶん日本で過ごした時間の方が短い*11のだ。むしろ日本を拠点にする理由などない。それに徳川カズヤという国宝には世界で輝いて貰わなきゃ困るのだから、その点に関してはウェルカムだ。今一番気がかりなことといえば……

徳川カズヤくん、元カノとかいないでくれ~~~~~~。*12

*1:それはそれで様式美なのである。

*2:RUNNAL https://runnal.com/17763 より引用。

*3:日本陸上競技連盟公式サイト 日本記録:日本陸上競技連盟公式サイト より引用。

*4:鬼先輩の発言によるもの。デュークが言うには平等院さんは300kgあるらしい。ゴリラを超えるな。

*5:ベンチプレスは大胸筋/上腕三頭筋及び二頭筋を使い、指立て逆立ちは三角筋及び僧帽筋を使うメニュー。

*6:筆者も高校陸上部時代、自重分のベンチプレスは持ち上げられたので、トレーニング次第では女性もそれなりに持ち上げられるようになる。

*7:アメフトの社会人リーグ。

*8:種ヶ島修二による白石蔵ノ介への助言は登場初期の徳川カズヤにも言えることだった。

*9:あとから内蔵に来るタイプの光る打球。意味がわからない。

*10:もう私にとっては困惑している仔犬にしか見えないのだが。

*11:父親が外交官であるため。

*12:筧駿くんの元カノが金髪の不良娘だったことを未だに引きずっている哀れなオタク。